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Caprichoso tango ensemble"GARRAPIÑADA"気ままに、心の赴くままに、そしてもっと自由に演奏したい!という思いで、2014年コントラバスむねたけまさひろ、バイオリン外薗美穂、ピアノ綾部美和子の3人で結成されました。タンゴを象徴するバンドネオンを含めないことで独自のサウンドを生み出しているのではないでしょうか。Garrapiñada(ガラピニャーダ)とはスペイン語圏の国々で広く親しまれているアーモンドの砂糖菓子の名前。自然素材のシンプルな味ですが、一度食べ始めるとやめられない美味しさは私たちの目指す音楽にぴったり!ということで名付けました。アストル・ピアソラの楽曲を中心に古典から現代のアルゼンチンタンゴナンバー、またブラジル音楽やフォルクローレ、ジャズの曲も取り入れて独自のユニークな演奏を展開しています。ジャズのフィールドで長年演奏活動をして来たむねたけと、クラシック タンゴ双方で活躍している外薗、そしてタンゴピアニスタとして長いキャリアと実績のある綾部。この3人が織りなす”自由”で”きままな”音楽を是非味わっていただきたいと思っています。

バイオリン 外薗美穂

Miho Hokazono

 京都市立芸術大学音楽学部弦楽器専攻卒業。卒業後、クラシック活動の傍らダンス音楽に大変な興味を持ち、中でもタンゴにのめり込む。2008年ブエノスアイレスにてバイオリニスト ミゲル・アンヘル・ベルテッロ氏に師事し、タンゴの薫陶を受け研鑽を重ねた。また現地のミロンガ等に出演し演奏した際には、深い音色、心が打ち震える表現であった、と聴衆から大変高い評価を得、タンゴマガジンの取材を受けた。近年はジャンルの枠を越え、クラシック、タンゴ、ラテンジャズ、津軽三味線とのコラボレーションや、現代詩の朗読と即興演奏といった独自の世界も展開している。これまでにヴァイオリンを岸邉百百雄、辻井淳、ヤイール・クレス、ミゲル・アンヘル・ベルテッロの各氏に師事。

ピアノ 綾部美和子

Miwako Ayabe 

大阪芸術大学音楽部卒業後、ホテルやシャンソニエでソロや伴奏の活動を始める。2000年よりタンゴ楽団「ロスアセスデオーサカ」に参加し、アルゼンチンに2度演奏旅行し国会議事堂や大統領府等で演奏。フランシスコカナロ楽団のドラゴーネ氏のレッスンを受ける等研鑽を積む。  一方、ジャズピアノを小曽根実氏に師事。2010年よりアルゼンチンタンゴユニット「シンコパ」をスタート。関西のライブハウスや他府県の財団、事業団主催コンサートにも多数出演、2012年アルバムをリリース。現在はデュオ、トリオ、クワルテート等様々な編成のタンゴグループに参加。タンゴダンサーや歌手とのステージ、またタンゴワークショップ開催にも関わる等タンゴを多面的に模索している。

コントラバス むねたけまさひろ Masahiro Munetake
1967年生まれ 15歳よりエレクトリックベースを始めるがほどなくJohn Coltrane、Tommy Flanagan、Paul Chambers等の影響を受けジャズに傾倒、18歳の頃からコントラバスを弾きはじる。ほどなく関西のジャズクラブなどで演奏活動を始め、ジャズピアニスト寺井尚之氏のトリオでは長年レギュラーベーシストとして演奏を行うほか国内外の様々なアーティストと共演。ジャズベースを寺井尚之氏、竹田康友氏、北川潔氏に、クラシックを三好哲郎氏に師事。近年は自己のタンゴアンサンブル“ガラピニャーダ”での演奏活動やジャズの他幅広いジャンルにて活躍している。